
















こちらが水中の渦潮の様子です。 白い泡は渦潮が引き込んだ海面の空気です。渦潮の強い吸引力が白い竜巻を生み出し、またその一方で引き込んだ水を吹き上げる力も存在します。


こちらは、水の塊が上がってくる様子です。 引き込む力と吹き上げる力、この2つの力を生む渦潮が豊かな海を支える源となっています。 豊かな海と言えば、海の栄養分の多くは川から流れ込みますが、そのままでは海中に沈んでしまいます。 それをまんべんなくかきまぜてくれるのが渦潮です。


これにより、プランクトンが増え、それを餌とする小魚、そしてさらに大きな魚が育まれます。


このように、鳴門海峡の渦潮は特殊な地形によって生まれ、今も豊穣の海を育んでいます。




