「鳴門の渦潮」文化コンクール 受賞作品展示会を開催します!

「鳴門の渦潮」文化コンクールの受賞作品をご鑑賞いただくため、徳島・兵庫両県において次のとおり展示会を開催します。

入場は無料です!「鳴門の渦潮」をテーマにした素晴らしいポスター・書道・俳句作品をご堪能ください。

 

【開催日と会場】
(平成29年)
① 11月3日

文化の森総合公園二十一世紀館(徳島県徳島市)
② 12月1日から12月21日まで

南あわじ市立図書館(兵庫県南あわじ市)
(平成30年)
③ 1月10日から1月21日まで

淡路市立サンシャインホール(兵庫県淡路市)
④ 2月1日から2月12日まで

洲本市文化体育館(兵庫県洲本市)
⑤ 2月19日から2月26日まで

鳴門市立図書館(徳島県鳴門市)
⑥ 2月28日から3月7日まで

スーパー・キョーエイ鳴門店(徳島県鳴門市)

 

※開館時間や休館日については、直接各館にお問い合わせください。

 

 

目指せ世界遺産!「鳴門の渦潮」文化コンクール表彰式を実施しました!

古来より多くの文学・芸術作品に描かれ、「文化の源泉」として知られる「鳴門の渦潮」の文化的価値を更に高め、発信していくため、今年2度目となる「目指せ世界遺産!『鳴門の渦潮』文化コンクール」を開催しました。

全国から応募のあった2,799点もの作品から、厳選なる審査によって選ばれた受賞者の皆様をお招きし、チーム名の由来にもなり、エンブレムに渦潮が描かれる「徳島ヴォルティス」のホームゲーム会場にて、表彰式を行いました。

 

作品は、ヴォルティス広場の特設ブースにも展示し、多くの方々にご鑑賞いただきました。

 

鳴門の渦潮は世界遺産へ。

徳島ヴォルティスはJ1へ。

ともにより高いステージを目指すため、皆さんのご支援お願いします!

受賞作品はこちらからご覧ください→入賞作品・佳作一覧

鳴門の渦潮学~語り部~養成講座が開講しました!

世界遺産を目指す鳴門の渦潮の「歴史的・文化的」価値を学び、次世代に伝えていただくため、全4回8講座で実施する「目指せ世界遺産!鳴門の渦潮学~語り部~養成講座」が8月16日(水)、鳴門市うずしお会館で開講し、鳴門市や南あわじ市在住の53名の皆様が受講者しました。

第1回目となる講座では、まず、埋蔵文化財センターの福家清司先生から、「原始・古代・中世の鳴門海峡」と題した講座をいただきました。

資料はこちら

原始・古代・中世の鳴門(配付資料)

 

続いて、徳島大学総合科学部の平井松午教授から、「古地図・絵図にみる『鳴門の渦潮』」と題した講義をいただき、「鳴門の渦潮」が江戸時代以降、多くの絵図や地図に描かれ、名所として認識されていく過程について説明があました。

資料はこちら

古地図・絵図にみる「鳴門の渦潮」(配付資料)

 

 

次回の講座は8月30日(水)に開催されます。参加を希望される方は下記リンクを参考にお申込みください!

http://naruto-uzushio.jp/news/%e7%9b%ae%e6%8c%87%e3%81%9b%e4%b8%96%e7%95%8c%e9%81%ba%e7%94%a3%ef%bc%81%e3%80%8c%e9%b3%b4%e9%96%80%e3%81%ae%e6%b8%a6%e6%bd%ae%e5%ad%a6%ef%bd%9e%e8%aa%9e%e3%82%8a%e9%83%a8%ef%bd%9e%e9%a4%8a%e6%88%90/

 

 

「鳴門の渦潮」世界遺産登録学術調査報告書~文化編~の発行について

兵庫・徳島「鳴門の渦潮」世界遺産登録推進協議会では、「鳴門の渦潮」の世界遺産登録に向け、関係行政機関や団体が一体となり、学術調査や普及啓発活動など様々な取組みを実施しています。
この度、これまで2年間に渡り実施してきた「鳴門の渦潮」の文化的側面からの学術調査結果を取りまとめた、「『鳴門の渦潮』世界遺産登録学術調査報告書~文化編~」を発行しました。

 

■ 序言~目次
0-1 序言~目次
■ 鳴門海峡の位置と環境
0-2 鳴門海峡の位置と環境
■ 第1部 名所「鳴門の渦潮」の成立
1-1 原始・古代・中世の鳴門海峡
1-2 古典文学に描かれる「鳴門の渦潮」
1-3 江戸時代絵画に描かれた鳴門海峡
1-4 古地図・絵図にみる「鳴門の渦潮」
1-5 第1部 「名所『鳴門の渦潮』の成立」の概要
■ 第2部 名所「鳴門の渦潮」と阿波・淡路
2-1 徳島藩蜂須賀家の鳴門海峡支配
2-2 大坂から阿波・徳島への往来について-渡海の手続きと「鳴門」見物の旅を中心に-
2-3 「鳴門辺集」にみる一八世紀末の鳴門・撫養地域-鳴門海峡をのぞむ大毛山を中心に-
2-4 19世紀における撫養湊の発展と淡路廻船
2-5 第2部 「名所『鳴門の渦潮』と阿波・淡路」の概要
■ 第3部 名所「鳴門の渦潮」と産業
3-1 鳴門海峡における漁業と鳴門の漁民-「鳴門鯛」と「鳴門わかめ」-
3-2 淡路島と鳴門市域の塩業-土器製塩から現代の塩業まで-
3-3 鳴門市域の製薬業-明治時代から昭和初期までに発展した苦汁工業を中心に-
3-4 第3部 「名所『鳴門の渦潮』と産業」の概要
第4部 名所「鳴門の渦潮」の展開
4-1 阿波と淡路の人形浄瑠璃
4-2 「観光地・鳴門」の形成・発展とメディア
4-3 日本近現代文学作品における鳴門イメージの創出と変容-名勝・冒険・大衆ロマン-
4-4 モラエスがみた「鳴門の渦潮」-風景論の観点から-
4-5 西洋人の目からみた「鳴門の渦潮」(英文)
4-5 西洋人の目からみた「鳴門の渦潮」(和文)
4-6 第4部 「名所『鳴門の渦潮』の展開」の概要
鳴門海峡周辺関連年表

「鳴門海峡の渦潮の学術的価値及び今後の学術調査の方向性に関する報告書」の発行について

「鳴門海峡の渦潮」の世界遺産登録に向け、平成26年度から平成28年度の3年間、鳴門海峡の渦潮世界遺産学術調査検討委員会が実施した自然分野の学術調査検討成果を取りまとめ、この度、「鳴門海峡の渦潮の学術的価値及び今後の学術調査の方向性に関する報告書」を発行しました。

 

例言~目次

Ⅰ.鳴門海峡の渦潮世界遺産学術調査検討委員会
1.はじめに

2.委員会設置目的

3.委員会委員等

4.鳴門海峡の渦潮に関する学術的情報収集について

Ⅱ.学術調査検討委員会によるこれまでの検討成果

1.鳴門海峡の渦潮の世界遺産登録における該当クライテリア

1)世界遺産について

2)該当クライテリアの検討について

2.鳴門海峡の渦潮

1)鳴門海峡の渦潮の発生メカニズム

2)鳴門海峡の渦潮の特徴

3.国内の主な海峡の学術的考察

1)主な海峡・瀬戸の潮流エネルギー賦存量と利用可能量

2)鳴門海峡を挟む潮位および水位差の時間変化

3)大畠瀬戸を挟む潮位および水位差と流速の時間変化

4.鳴門海峡周辺の地形・地質

1)鳴門海峡の地形・地質からみた成因と現在

2)鳴門海峡周辺の地層および化石

5.鳴門海峡周辺の自然環境

1)海域・水産

2)植生

3)鳥類

4)鳴門海峡周辺の生物多様性に関する既知情報

5)大鳴門橋架橋事業における調査資料

6)生活(鳴門海峡沿岸の漁業)

6.類似資産との比較

1)類似資産(国内外の渦潮)との比較

2)国内の類似資産

3)海外の類似資産

7.世界遺産登録申請書類に必要な記載項目と調査

1)世界遺産登録申請書類に必要な記載項目

2)提出文書(素案)の作成

8.世界遺産登録に必要とされる調査研究分野

9.世界自然遺産登録に向けたロードマップの整理

Ⅲ.世界自然遺産登録に向けて今後必要な調査と取組

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